2012年9月19日水曜日

2012年9月12日~18日 日記

2012年9月12日(水)

・残業4時間って1.5日分働いているわけだから、普通に考えておかしい。これがおかしいことだという感覚は、忘れてはいけない。

・一人、「太田ホルモン」で呑む。冷酒、にこみ、串焼き(皮、レバー、カシラ、つくね)、辛みそ味フレッシュサラダ。2060円。サラダがうまく、むさぼるように皿を空けた。キャベツにきゅうり、それと鶏肉を辛みそだれで和えているだけなんだけど、食感にも味にも無駄がない。朝が梨一つ、昼がうどん単品だったので、夜にしっかり肉と野菜をとって帳尻を合わせた。

・帰り道、ほろ酔いで聴くTalib Kweliのラップがとことん心地よかった。酒と音楽の相乗効果。クラブに行く人の気持ちが少し分かったような気がする。でも自分はヲタク気質なので一人でイヤフォンで聴いている方がいい。Talib Kweliが無償配布しているmixtape、"Attack the Block"は本当によい。『⑬カラフルキャラクター』を受け取るまでのつなぎには十分すぎる。



2012年9月13日(木)

・仕事が最近、落ち着ける状況ではないので、週の後半になると無事にここまで来られたこと、週末が近いことに安堵する。

2012年9月14日(金)

・起きた時点で疲れている。最近、起きると午前休取得が頭をよぎることがたまにある。

・リーダーシップを発揮して尊敬を勝ち得る人と、うざがられる人がいる。何がその違いを生むのだろうか?

・仕事帰りに駅前の餃子屋でつけ麺の味噌味(トッピング:メンマ)を食べながらTwitterを見ていたらモーニング娘。11期メンバーが決まったことを知った。一人。小田さくら。家に帰ってから、オーディションで歌っている姿をYouTubeで見た。何なんだろう、この人の歌声にはやけに引き付けられる何かがある。早く作品でこの人の歌を聴きたい。

2012年9月15日(土)

・モーニング娘。コンサート。初日、初回。座間。格好よすぎて感銘を受けて完全満足。非の打ちどころがない。単に誰々が可愛いとか、そういうのを遙かに凌駕した、もはや凄みを感じるんだ、モーニング娘。のコンサートって。もの凄いよ、これ。後ろから二番目の席だったが、舞台がしっかり見えて、思った以上に観やすかった。道重リーダー体制で初のコンサート・ツアーの、それも初回を見届けられて、よかった。

・隣の席の紳士と少しお話をさせてもらった。11年前からハロー・プロジェクトを応援しているらしい。教えてもらったこと。小田急線に「生田」という駅がある。小田急はすべての駅をキーホルダーにして販売しているので、小田急のグッズ店に行けば「生田」キーホルダーを手に入れることができるらしい。その方もカバンに付けていた。

・夕飯。池袋「グレート・インディア」。マトン・マサラ、ガーリック・ナン、ラッシー。1186円。ここのナンはあまりにも大きい。初めて半分の大きさにしてもらったがこれでちょうどよかった。店を出た直後、「おいしかった」と独り言を言っていた。こんな食事が出来るのは幸せだなと思った。

・一般論だが、会社で色々な部署を比較的短期間で渡り歩いている人は、たらい回しにされている可能性が高い。ばば抜きのジョーカーみたいに。いくら評価が低いからといって簡単に解雇できるわけではない。

・以前あるコンサルタントに聞いた話だが、製造が出来ない人が修理部門に回されたり、開発が出来ない人が品質部門に回されたり、みたいな話はメーカーではよくあることらしい。

2012年9月16日(日)

・山を歩いていて顔がクモの巣に引っかかる以上に不快なことはあまりない。なぜ俺らの通路に巣を作る。人が引っかかったところで巣が壊れるだけで人を食料にできるわけじゃないんだから、クモにとってもいいことはないだろうに。人が通る道のど真ん中に巣を作って人に破られるクモは、出来ないクモ。出来るクモは、人が通る道を避けて巣を作る。

・MC漢&DJ琥珀の「MURDARATION」を聴いた。久々にここまで直球でワルい日本語HIP HOPに出会った。音も漢の一枚目より削ぎ落とされ洗練されている。音がごちゃごちゃしておらず統一感もあるから、聴き疲れしない。



・高橋俊介氏の『21世紀のキャリア論』をようやく読み終えた。今日のキャリアというものを大局的に論じつつ、非常に地に足のついた具体的な内容も盛りだくさんで、一働き手として大いに納得でき、腑に落ちる内容だった。凡庸な本を数冊読んでも得られないくらいの学びを得られた。



2012年9月17日(月)

・電車の中でFrancis Fukuyamaの"The Origins of Political Order"を読んだが、悲しいことに1時間以上読んでもKindleに表示される進捗率が2-3%しか進まない。じっくり時間をかけて読んでいくしかない。



・ヨウジを見に行った。立ち上がりから取り置いてもらっていたシャツをようやく購入した。先月買って丈を直してもらっていたパンツを引き取った。シーズン前から予約していたガウンのようなカーディガンを買った。いずれも、抜群によかった。思っていたよりもさらによかった。

・山本耀司が69歳。69と刺繍された靴下を販売している。レディースでも売っているがあまり売れていない、と店員さんは苦笑していた。もっとひどいのが、胸にでっかく「69」と刺繍されたセーター。何であんなのを作ってしまったんだろうか。
私「セール行きですね」
店員さん「セールにかかってもいらないんじゃないですか? 4割引きでも結構しますよ」
私「そうですね。69% OFFにしないといけませんね」

・今季のヨウジに、光沢のある裏地を用いたチェック柄のジャケットが何種類かある。これらは山本耀司がクロレッツのガムを見てそのパッケージの色を気に入り、「ジャケットの裏地、これにしよう」と言ったからそうなったらしい。

・よく分からないけどいまいち調子が悪いようだ。帰りの電車ではほとんど本が読めず、寝てしまった。何かだるいな。電車を出ると、相変わらず、夏の暑さ。季節の配分がおかしい。一年のうち4ヶ月以上は夏な気がする。家に荷物を置いて、ポンパドウルで買ったチーズ・バタールを少しつまんでから温泉に行った。岩盤浴、露天風呂、水風呂、ロウリュ・サウナ。家に帰り、池袋西武で買ったベトナム料理をつまみながら、軽井沢高原ビールを飲み、℃-uteが出演した「ヒルナンデス」を早送りしながら観た。観終わったらすぐにHDから消した。

・田舎に住み、田舎で働くと、自分の服装に対する緊張感がだいぶ緩む。お洒落をしてみようという気持ちは失せる。こういう生活の蓄積が、よくも悪くも田舎者のメンタリティを作るのだろう。大学生の頃、徳島に住んでいた友人は当時「丸井で買った服を着ているだけでお洒落すぎて周囲から浮く」と言っていた。

・今日で3連休が終わったわけだが、今週は、土曜日は出勤。日曜日は講演を聴きに行く。今週と来週が、仕事の山場。無事に乗り切りたい。その後、整体に行きたい。

・「コミュニケーションが足りない」というのは、仕事が出来ない人の言葉だ。問題を他人に解決してもらおうとしているのだ。仕事が出来る人は「自分はこうする」と言う。

2012年9月18日(火)

・朝食にチーズ・バタールと、池袋西武で買った高めのハム(100gで420-30円だったか)と、コーヒー牛乳。ハムがおいしい。今後も買おう。

・布団で本を読んでいたらものの数分でうとうとしてしまった。時計を見ると、まだ9時だった。電気を消して寝た。