2013年1月12日土曜日

カラダは吐きそうなモードだわ

池袋に行く電車内でDavid Hand, "A Very Short Introduction to Statistics"を読み終えて、梅原大吾『勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」』を読み始めた。序盤で触れていた戦いを見たくなったので、一旦Kindleを閉じてYouTubeで「ウメハラ 逆転」で検索して動画を見た。緊迫した真剣勝負であることが伝わってきて、釘付けになった。

歯医者に行ってから、「聚福楼」で昼飯を食った。

この店は最近見つけて、非常にはまっている。来月、友人たちと四川焼肉を食べに来るので楽しみだ。

この四川料理屋さんに来るのは5回目くらいだが、初めて日本人を見た。初来店らしいおばさま二人組。ビルの入り口からはランチをやっているかすら判別が付かないというのに、よく入ってきたな。どうやって見つけたんだろうか。

回鍋肉定食。ご飯に焼き餃子3個とレタスとスープに杏仁豆腐まで付いて580円。

うまかった。キャベツがすごくたくさん。がつがつ食っていたら途中からお腹が本当に苦しくなった。食後、胃薬を飲んで10分くらい店で休んでも治まらなかった。

数日前からお腹の調子が悪く、食事に支障が出ていた。普通の食事をすると胃にどすんと落ちてくるのが分かってきつかった。もたれているというより、風邪の前兆みたいな感じ。昨日は朝と昼はコンビニで買ったエクレアとゼリーしか食べなかったのに空腹を感じなかった。

今日はだいぶ回復したという感触を得ていたのだが、一気に食事量を戻しすぎた。少し後悔した。その後、中野サンプラザにハロコンを観に行くからだ。万一コンサート中に吐き気を催したらどうするんだよ。どこかでビニール袋を手に入れておくか。

1時半開場、2時半開演の「ブラボー!」公演。

中野駅に着いたのは開場10分くらい前。まだ苦しかったでホームの椅子に座った。「食べ過ぎ 吐きそう 対処」で検索して次の行動を考えた。

吐くのは嫌だったが、吐こうと決めた。でも吐く場所が見つからなかった。そこら辺で吐くわけにもいかない。

中野サンプラザのトイレの個室が埋まっていたから、コンサート前の嘔吐は断念した。会場の席に座っているうちに、何とか吐くのは回避できそうな感じになってきた。

光井愛佳の誕生日が今日で、この公演で紫のサイリウムを振るらしい。会場外で光井ファンたちが参加を呼び掛けながらサイリウムを配布していた。正直そこまで乗り気ではなかったが(特に反対しているわけでもなかったが)、Michael Sandelのようなコミュニタリアンだから快く協力した。

中島早貴と岡井千聖が出てきたときに話した逸話が、一番印象に残った。

岡井は、寝ながら無意識のうちに物を食べる癖があるらしい。

1.中島と電車移動中、乗り換えの池袋で寝ぼけたまま芋のお菓子を無意識のまま購入し、2、3本食べた。

2.楽屋で目が覚めたら、頭付近に骨が散乱していた。最初はメンバーのいたずらかと思ったが、鏡を見て口周りにゴマが付いていたので自分で食べたのだと理解した。

このページに書いてある症状が岡井メンバーにびっくりするくらい当てはまっていそうだったので、心配ではある。最近は減っているとは言っていたが。

初めてのハロコン現場だったが、あれだけ大勢のメンバーが一堂に会すると見栄えがするし、お祭り感があって、とても楽しかった。最後の曲で、一部メンバーが客席通路に乗り込んで来た。自分は13列目というちょうど区切りの席だった。目の前に田村、清水、中西がこちら側を向いて、気まずいくらい近くで歌って踊っていた。手を伸ばして乗り出せば触れそうなくらいの距離だった。稀有な体験が出来た。

池袋の東武で「カラダはスイーツのモードだわ」という歌詞(℃-ute『スイーーツ→→→ライブ』参照)を脳内で口ずさみながらケーキやお菓子を物色した。晩ご飯はまともに食べられなさそうなので、何か甘いものでもつまもうかと。最初は苺大福を買おうかと思ったが、店を回っているうちに晩ご飯か明日の朝ごはんに、シュークリームを食べたくなった。ある店で四角いシュークリームを売っていて「これだ」と思った。それと、同じ店でパイ生地の丸いお菓子を買った。

帰りの電車で、30分くらいTwitterを見て、30分くらいKindleで『勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」』を読んだ。面白い。この本は、ちきりん氏が何日か前に勧めていたのをTwitterで見て買った。

こういう軽く読める本はKindleに向いている。紙よりも電子書籍に向いている。読むのに1時間半や2時間しかかからないのに(読み返すことはほとんどないので実質それで用済み)、物理的に一冊の本を所持しなくてはならないのは割に合わない。仮にそういう本を月に5冊読んだとしたら、半年もしたら30冊。紙は重い。紐で縛って捨てるのも手間だ。そもそも捨てることを前提で本を買いたくない。

文字中心で、最初から最後まで読む本に関しては電子書籍に分がある。一方、たとえば旅行ガイドのように、パラパラめくったり色んなページを行き来したりする本、図表を多く参照する本に関してはまだ紙の本の方がいいと感じる。ただ、それはKindleというデバイスの現在の問題であって、必ずしもデジタル・データそのものの欠点ではない。