2012年10月10日水曜日

2012年10月3日~9日 日記

2012年10月3日(水)

・週一度「太田ホルモン」に行くのが止められない。カシラ、皮、つくね。悶絶するうまさだ。しょうゆ味Sサラダというのを初めて頼んでみたが、いまいちだった。辛みそ味フレッシュサラダの方がはるかにうまい。

2012年10月4日(木)

・数ヶ月なかった人の組み合わせで、呑んだ。外の席だったがそれにしてもバッタやゴキブリが次々と。ゴキブリを、二匹踏み潰した。店主によると、ヤマトゴキブリという品種らしい。

2012年10月5日(金)

・最近の朝ごはんの、定番。卵かけご飯と、コーヒー牛乳。早く出来る。おいしい。洗い物が少しで済む。あと一品くらい欲しいけどね。ちょっとした魚とか。

2012年10月6日(土)

・苫米地英人氏の『30代で思い通りの人生に変える69の方法』を読み終えた。自らの体験を元に多くの極論を飛ばしている。あそこまで特殊な学歴と経歴を持つ天才的な人物が「私がこうだったから」と言っても、普通の読者には説得力に欠ける。久しぶりに苫米地氏の本を読んだが、依然ほど納得できない。著作を乱発するにつれ本のつくりや論理が雑になってきた気がする。ただ、それでも学べることはあるし、この人の言うことには耳を傾けたいと思う。



・洗濯物を干そうとしたら物干しざおに蜘蛛の巣が張ってい目の前にでかい蜘蛛がいた。よく山で見るやつだ、この蜘蛛。数秒後に「クモの巣ジェット」を噴射した。棒状の何かを探したらキッチンペーパーの芯があったのでそれで巣を取り除いた。糸がぷちって切れるときの、達成感と不快感が入り混じったあの気持ち。

・つんく氏の新曲が発売して最初の週に280枚しか売れなかったらしい。プロデュースを手がけるアイドルたちに比べて、販促があまりに手薄だ。握手券が付くのであれば、喜んで買う。というか、氏が重大発表をするために登場するときに流れるあの仮歌のアルバムを早く出してほしい。絶対に買う。

・ヨウジを見に行った。ブランケット生地シリーズでロング丈のジャケットは、「地雷」(2chのファッション板用語)と言って差し支えないほど難しかった。あれを着こなせる人は相当の上級者だ。首周りと肘に付いているファーが難点。いわゆるお兄系(トルマとか)ぽい。試着したが、袖を通し切る前に自分には無理、似合わないと分かった。ファーの付いていない、黒いブランケット生地に白いステッチが入ったジャケットを買った。これで今季は買い納め。

・モーニング娘。DVD MAGAZINE 45を観た。抜群に面白かった。

・最近、家に戻るときは池袋からTJライナーを使うことが多い。夜の風景を見ながらジャズ(Kenny Barronの"Minor Blues")の世界に浸っていると、ここが埼玉であることをしばらく忘れることが出来る。



2012年10月7日(日)

・伊勢丹メンズ館を見に行った。ヨウジの売場が2階の隅っこに移動し、前にも増して狭くなっていた。

・中野サンプラザでモーニング娘。のコンサートを観た。下はヨウジの黒サルエルパンツ、上は道重一筋Tシャツ。初めて一つのツアーを二度観たけど、初めて観たかのように楽しく、時間があっという間に過ぎた。前回(座間)は二階の後ろから二番目、今回は一番後ろの席だった。一階の前の方の席では、どういう景色が見えるのだろうか。後ろでも最高に楽しいけど、いつか前の方で観てみたい。2階の一番後ろからでも道重さゆみの可愛さが伝わってくるのだが、前の方では一体どうなってしまうのだろうか。

・4月から職住近接の人生実験をしてきて、分かったこと。1.通勤時間を短縮するといいことだらけだ。無駄な時間と体力の浪費をなくすことができる。2.会社の近くに住むのは通勤ストレス等の不満解消にはつながる一方、それ自体が仕事の満足度を高めてくれるわけではない。3.ワークライフバランスと言ったところで、いくら通勤時間や残業時間を削減しても、一日の元気な時間の大半を仕事に費やすことに変わりはない。

・数ヶ月ぶりにクローゼットから出したヨウジのシャツが、黄ばんでいた。調べたら、クリーニングの袋に入れたまま放置していたのが原因っぽいことが分かった。過去にはクリーニングの後は袋から出していたのだが、どういうわけか今回はそのままにしていた。シャツはすべて袋を外した。シャツ以外にも袋に入ったままの服がいくつかあったので、ビニールを破いて外に出した。

2012年10月8日(月)

・映画『最強のふたり』鑑賞。過剰さがなく、落ち着いて観ることが出来た。右隣に座ったじいさんが臭かった。最近気付いたんだけど、世の中って結構臭い人多いよね。

・ヨウジのシャツを白洋舎に持っていって相談したら、黄ばみは直らないと言われた。次の第一月曜日(古着の収集日)に捨てよう。持っていた5枚のヨウジのシャツが使えなくなった。残念だ。

・昨日の夜に事態を把握し、今日の昼には答えを出すことが出来た。悩む時間を最小限に抑えられたことには満足している。気に揉んだまま決断が出来ない状態というのが一番無駄。人生のもっと大事なことも、これくらい合理的に判断できるようになりたい。

・自分が、服好きにも関わらず、服の保管について基本的なことを知らなさすぎた。恥ずべき。今後は、同じ間違いはしない。クリーニングから返ってきた服は必ず袋から出す。それ以外の対策はこれから調べて実行する。自分という人間は、手痛い間違いをしないとなかなか学ぶことができない。

・喪失はあまり感じない。なぜだろう。以前に比べてモノへの執着心が減ったからもしれない。もしくは、毎シーズン服が増えていって、必要以上に持っているという認識が頭のどこかにあるからかもしれない。

・いくら高級であろうと、究極的には、あらゆる服は消耗品だ。

・あるコンサルタントと雑談していたら「作家というのは深い人生経験がなければいけない」と言っていた。そのときは、そうだよな、と思った。でも今思い返してみると、その人は新卒でいきなりコンサルタントを始めており、事業会社に勤めた経験を持たない。そのコンサルタントに「コンサルタントというのは深い実務経験がなければいけない」と言ったらどう切り替えしてきただろうか。

・他人のことや、自分が就いていない職業についてであれば、誰でももっともらしいことが言える。いくら仕事ができない能なし社員でも、上司や同僚を批判するときは意外と的確なことを言ったりする。それがコンサルタントという職業が成り立つ一つの理由かもしれない。

・数ヶ月ぶりに和光市に行った。クリーニングを出した後、二葉鮨でお昼ご飯を食べた。大将はまだ私のことを覚えてくれていた。その後、よく行っていた喫茶店に入って、ポメラで日記を書いた。今週、まったく書いていなかった。

・8月からこの形で日記を投稿しているが、特に最近は来訪者が少ない。直近の記事は一桁だ。それでいい。数人でも見てくれれば十分。自分だけが読者でもいい。私が書きたい日記というのは、ブログすらが流行る前にSFC生のみんながやっていた、内省的で、誰の得にもならないあの「日記」なんだ。

2012年10月9日(火)

・会う度に会社や上司の文句ばかり言う人がいる。いつも疲れ果ててふてくされているように見える。ただの態度や言葉を通り越して、もはや顔とか歩き方とか、その人そのものに染み付いてしまっている。今の会社を饒舌にけなす割に、転職活動を始める気配すらない。格好悪い。